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誰もが自分らしく働ける社会に。女性活躍を応援する企業

毎年3月8日は「国際女性の日」です。今年も、この日に合わせて沢山のイベントが行われました。

国際女性の日
北米とヨーロッパ全域で20世紀初頭に現れた労働運動に端を発しています。
国連は、1975年の国際婦人年に当たるこの年の3月8日に「国際女性の日」を記念とすることを始めました。

国際連合広報センターHPより

今では、「女性活躍」という言葉を聞く機会も増え、女性管理職比率なども多くの企業が開示するようになりました。世界経済フォーラムで発表されるジェンダーギャップ指数で日本は146ヵ国中125位(2023年)とまだまだ低迷している現状ですが、着実に女性が活躍している企業や、女性のキャリアアップを支援する企業も増えてきました。それぞれのライフステージにおいて変化を余儀なくされる女性ですが、誰もが自分らしく働けるよう応援する企業をご紹介します。


女性の日常を支える企業

まずは、女性が日常的に使用することが多い商品を販売している企業についてご紹介します。女性活躍が進み、外出の機会が増えると、化粧品など身なりにお金を使う機会も増えるのではないでしょうか。

資生堂

#かう・つかう #ふやす

資生堂は「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」をミッションに掲げ、美は人の心を豊かにし、生きる喜びや幸せをもたらすと信じて、美の可能性を広げる取り組みをしています。資生堂は社員の8割が女性と、女性が活躍する企業でもあります。経済産業省が発表している「なでしこ銘柄」にも選ばれています。

「なでしこ銘柄」
経済産業省と東京証券取引所が共同で平成24年度より実施。「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしている。

経済産業省HPより

ワコール

#かう・つかう #ふやす

下着メーカーのワコール。品質の良さから、使われている方も多いのではないでしょうか?ワコールは、創業者である塚本幸一氏が「生かされている人生を、世のため人のために尽くそう」と考え、「女性が美しくいられる社会こそ平和な社会」という信念に基づき会社を設立しました。

また、同グループは「世界中のあらゆる人々の豊かな生活に貢献する」こと、「画一的な外見美ではなく、内面も含めた自分らしさの実現をお手伝いする」こと、「環境や人権などさまざまな社会課題の解決に努める」ことをミッションに掲げています。まさに女性の活躍を支援する企業といえるのではないでしょうか。

シチズン

#かう・つかう #ふやす

シチズンでは、1996年に女性向けブランドとしてクロスシーが誕生しました。「クロスシーを身に着けることで勇気がわき、前向きになれる」そんなエンパワーブランドを目指しています。

「大切な人にこそ贈りたい『エシカルギフト』」の記事でもご紹介したように、クロスシーの売り上げの一部は、「プラン・インターナショナル」という世界の子どもたち、とりわけ女の子が直面する課題解決に取り組む国際NGOに寄付されます。それだけではなく、真珠の養殖用に育てられ、摘出後に廃棄されてしまう美しい白蝶貝を文字板に再利用したり、バンドにリンゴの加工過程で廃棄される皮や残留物を使用して作られた天然レザーの代替素材「アップルレザー」を使用したりと、環境への配慮も行っています

女性のキャリアアップを応援する

日々育児や生活に追われながらも、キャリアアップしたいと思っている女性を応援してくれる企業があります。

Waris

#かう・つかう

Warisベネッセの子会社で、女性フリーランスと企業のマッチングサービスや再就職支援、リスキリニングのサービスを提供しています。

同社は「Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。」をビジョンに掲げています。働き方、生き方は、人それぞれ。様々な環境や時代の変化、特に女性はライフスタイルの変化なども多く考え方も変化していきます。その瞬間の「自分らしい」生き方を実現してもらえるよう、キャリアの面で応援をしています。

SHE

#かう・つかう  

Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどPC一つで働けるクリエイティブスキルを幅広く学び、今の時代に求められるマルチクリエイターを育成して、時間や場所に縛られない賢くその人らしい働き方を実現するためのキャリアスクールコミュニティ「SHE likes」を運営しています。

環境を変えたり新たな学びをしたいと思っても、時間を確保するのが難しいという人も多いのではないでしょうか?そんな女性を学びの面から、自分らしい生き方についてのコーチングやジョブ獲得サポートまで、トータルでサポートしてくれます。

生活に役立つ企業

最近では共働き家庭が増え、家事や育児も夫婦で協力している方も多いと思います。そんな夫婦の救世主となる企業も、女性活躍を支える企業の一つではないでしょうか。

オイシックス・ラ・大地

#かう・つかう #ふやす  

「子どもに安心して食べさせられる食材」をコンセプトに、「Kit Oisix」という必要な食材を必要な分だけ集めた20分で主菜と副菜が作れる食材キットを提供しています。契約農家の有機・特別栽培などの野菜を使用したり、育て方や飼育場所などが確認できる肉・卵のみを扱うというこだわりがあり、安心して子どもに食べさせられます。また、食べる量だけの材料が届くため、フードロスの削減にもつながります。

パナソニック ホールディングス

#かう・つかう #ふやす

日々の暮らしを支える生活家電。家族で食卓を囲んだ後の跡片付けも手間がかかるものですよね。パナソニックの食洗器は、手洗いよりも節水になります。レギュラータイプの食洗器の場合、5人分相当の食器なら手洗いの約1/6の水で洗え、2リットルペットボトルでは約32本分もの節約につながります。

同社は生活家電だけでなく、美容家電もサステナブルな取り組みに力を入れており、パナソニックビューティーでは「人はもちろん、地球の環境に配慮した製品づくり」に力を注いでいます。例えば、ヘアードライヤーのナノケアのミストグレーは植物由来の塗料「バイオマスペイント」を使用し、従来よりも石油資源消費量を削減することが可能になります。

子育てに役立つ企業

子育てには予想外な出来事がつきもの。そんな時に夫婦2人だけでなくプロの方に助けてもらえるのは、とても心強いのではないでしょうか。

マザーネット

#かう・つかう

昨年の「推したい会社 」投稿コンテストでグランプリを受賞された、み・カミーノさんが推されたマザーネット

共働き世帯が増え、育児と家事の両立や急な子どもの体調不良への対応など、働く夫婦にとって育児のハードルが高くなっていると感じる人もいるのではないでしょうか?マザーネットでは、代表の上田さんの経験から「女性が働きやすい仕組みを作ること」をミッションの一つにし、産後のお手伝いや子どもの送り迎えだけでなく、急な体調不良にも対応できる病児保育もサービスに取り入れています。

み・カミーノさんの記事はこちら

グッドバトン

#かう・つかう

グッドバトンは、「それぞれの子育てを歓迎する社会へ。」をビジョンに「あずかるこちゃん」という保護者と病児保育室をつなぐ、病児保育の検索・予約サービスを運営しています。「「産む」「育てる」「育つ」という子育ての場面が関係する、あらゆる支援や人、世代をスムーズにつなげるためのバトンになりたい」、という思いが社名の由来となっており、子どもたちと働く保護者を取り巻く社会課題を解決し、新たな社会的・経済的価値を創造するために設立されました。

誰もが楽しく、自分らしく生きていける社会へ

様々なテーマで女性を応援している企業や、女性の活躍により影響を受ける企業をご紹介しました。

今回のテーマは、私も働く女性の一人として、前向きになれる内容でした。
社会人人生も長くなってきて、友人たちとの話も学生時代とは内容が変わり、結婚や出産、転職、マイホーム購入といった人生の転換期にいると実感しています。選べる選択肢が増えたからこそ、どれを選ぶべきか悩み、また何歳になっても悩みは尽きないのだろうと想像します。

ただ、今回紹介したような多くの企業が私たち女性を応援してくれているとわかるだけでも、前向きに人生を進めるのではないかと思います。誰もが等しく楽しく、自分らしく生きていける社会の実現に期待します。

Money for Good」では、お金の流れで社会課題の解決を目指しています。社会も、自分自身の生活も持続可能なものにするために、日ごろから小さなできることを積み重ねていく。社会を良くしようとしている企業を応援してみる。あなたのできる一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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