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現地での体験や人とのふれあいを通じて社会課題が学べる、社会人も参加可能なスタディツアーをご紹介


どこか遠くに感じる社会課題、自分の目で見て、触れてみませんか?

貧困、プラスチックごみ、食品ロス、森林破壊など、日本や世界にはさまざまな社会課題がありますが、ドキュメンタリーを観たり、書籍を読んだりして頭では理解できても、自分ごととしてなかなか捉えづらいのではないでしょうか。

第一線で活動されている方の熱意や、そのフィールドの空気感を直に感じることで社会課題を身近に感じ、アクションにもつなげやすくなります。

旅行会社などが提供するツアーの中には、海外で文化体験をしながら社会課題について学べるものや、自然に触れながら社会課題について学べるプログラムもあります。気になる社会課題の現場に実際に足を運んでみませんか?

 社会人も参加可能なスタディツアー・プログラム

スタディツアー・プログラムに参加することで、共通の社会課題への関心を持つ参加者同士で意見を交換することができ、より理解を深めることができます。また、自分の目で確かめ、自分にできるアクションを具体的に考えることにもつながります。
読者のみなさんが日頃つかうお金が「応援」となって社会は変わっていきます。本記事ではそんなアクションに#(ハッシュタグ)をつけてご紹介します。

#たすける :募金により応援できる団体
#かう・つかう :サービスや商品を利用・購入することで応援できる企業
#ふやす :投資を通じて応援できる企業

※2023年8月時点の情報です。現在参加可能かどうかは各サイトをご覧ください。

 ソーシャルビジネスの現場や、世界の社会課題を知るプログラム

社会課題の解決手段の一つとして近年注目を集めている、ソーシャルビジネス。生活者として、社会課題の解決を担う商品を購入したり、サービスを利用したりすることはあっても、ソーシャルビジネスの現場を直接見る機会はなかなかありません。

そこで、世界の社会課題や社会課題を解決する現場を見ることのできるプログラムをご紹介します。

バリ・ウブドで世界の社会課題に向き合う。一般社団法人Earth Companyのソーシャルスタディツアー

#たすける

ソーシャルビジネスの現場を知る、ボーダレスジャパンのスタディツアー

#つかう

新しい体験で、新しい自分と出会う。国内の復興地や、マルタやモロッコ、ウズベキスタンなどで文化体験・平和学習もできるHIS「大人のまなび旅」

#ふやす #つかう

自然に触れるプログラム・ツアー

世界では森林破壊が進み、1990年から30年間で日本の国土面積のおよそ5倍にあたる森林(約1億7,800万ヘクタール)が失われています。森林破壊が進むと生態系のバランスが崩れたり、動植物が絶滅の危機にさらされたりと、さまざまな問題を引き起こします。森林を守ることは、森林に住む動植物を守ることにもつながるのです。

生態系を守り、自然と共生するにはどうしたらいいか、自然と触れあいながら学べるプログラム・ツアーをご紹介します。

人が生きた地域の資源としての森と木、自然の中で育まれてきた文化、木材利用、森の再生を体験。日本の森の縮図「屋久島の森」で森と社会の循環を学ぶスタディツアー(KIZUNA PROJECT)

#つかう

人と自然が共生する里山を目指す、佐川急便「高尾100年の森」プロジェクト

#ふやす #つかう

企業の想いやその背景にある社会課題を学べる工房・工場見学

企業や組織が属する地域社会や環境を守ろうとする想いがモノづくりの現場に宿っています。その現場を多くの人が訪れる場所にすることで、企業や組織の熱意に触れ、その商品を大切に使おうとする愛着に繋がったり、現場で働く人のモチベーションになったりといった効果を生んでいます。そうした取り組みをしている企業や団体をご紹介します。

カンボジア発ファッションブランドSALASUSUの、モノづくりの現場を見られる工房見学

#つかう #たすける

多様なモノづくりの現場をオープンにし、京都をよりクリエイティブな街にする「DESIGN WEEK KYOTO」

#つかう

工場で汲み上げる地下水よりも多くの水を生み出す森づくりを。CO2排出ゼロ工場を実現する、サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場見学

#ふやす #つかう

廃棄物削減と資源循環を見て学べる。洗濯機や冷蔵庫などの家電が再製品化される過程を知る、ヤマダホールディングスのリユース工場見学

#ふやす #つかう

まとめ

アメリカ国立訓練研究所の研究によれば、読書や課題を見聞きするだけでは学びの定着率は10-20%、自ら体験することで70%以上にもなると言われています。

実生活からは遠く感じられることもある社会課題ですが、スタディツアーを通じて、社会課題を身近に、そして多面的に捉え、自分にどんなアクションができるか、これからの人生をどう生きるのかを考えるきっかけになるかもしれません。まずはこうしたスタディツアーに参加してみませんか?

編集協力:ハーチ株式会社・IDEAS FOR GOOD編集部

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