子育てするのはパパママだけじゃない。みんなで子育てしていく社会をつくる、お金の使いかたって?
関心が集まる、子育て世代へのサポート
あなたがこれから子育てをするとしたら、頼れる人はいますか。
家族が孤立してしまいがちな現代では、「子育ては親がするもの・家庭でするもの」と見られがちです。実際、文部科学省の委託調査によれば、子どもの気持ちやしつけの仕方などが分からずに悩んでいたり、子育てに十分な時間がとれない、忙しい時に子どもの面倒を見てくれる人がいないといった子育てに関する悩み・負担を抱え込んでしまっているパパママも少なくありません。
しかし、子育ては家庭内や親だけで完結できるものではありません。電車や飛行機での移動、旅行先や帰省先での時間、スーパーでの買い物、カフェで過ごす時間、子どもの習い事など、日々の暮らしの中で多くの場・多くの人たちと関わりがあり、その中で子どもは育っていきます。そうしたさまざまな生活シーンで、子育ての悩みに寄り添い、必要なときにはそっと手を差し伸べてくれる地域や社会をつくり上げていくことは、とても大切なことではないでしょうか。
たとえば、その切り口の一つとして、子育てを応援する商品やサービスも増えてきています。その商品・サービスの中には、子育て中のパパママの負担をやわらげてくれるものや、子育て中の友人にサービスをプレゼントできるものもあります。以下では、その具体的な商品・サービスなどをご紹介したいと思います。
子育てに嬉しいサービス・応援企業
パパママにとって負担の大きい移動手段や食事をサポートしたり、不安な気持ちに寄り添ったりする企業や団体の事例を集めてみました。皆さんにとって手軽に取り組めるアクションやそのヒントを探してみませんか。
読者のみなさんが日頃つかうお金が「応援」となって社会は変わっていきます。本記事ではそんなアクションに#(ハッシュタグ)をつけてご紹介します。
#たすける :募金により応援できる団体
#かう・つかう :サービスや商品を利用・購入することで応援できる企業
#ふやす :投資を通じて応援できる企業
移動が多いのに身軽に動きにくい、移動手段での応援
子どもと一緒に移動する際、動き回る子どもから目が離せない、荷物が多い、子どもが泣いたときに周りの目が気になる、といった理由から、外出しづらいと感じるパパママも多いのではないでしょうか。そんなパパママにとって、移動手段の負担をやわらげるサービスがあります。
食事制限のあるママを癒す食事・ドリンク
妊娠・授乳中は身体的な制約に加え、アルコールやなまものなどの食事制限があるなど、ママにとって負担の大きな時期です。そんな時にママを癒してくれる食事やドリンクのご褒美があったら、ママも一息つけるはず。そんなサービスをご紹介します。
つわりが終わったママにプレゼントで贈りたい「加熱寿司」
#かう・つかう
子育て中の不安な気持ちにそっと寄り添うサービス
「子どもの寝かしつけが上手くいかない」「子どもがごはんを食べてくれない」など、子育てに関する悩みは尽きません。また、育児休業を終えたあと、「復職後に仕事と育児を両立できるのか」「会社から必要とされているのか」といった悩みを抱える人も少なくありません。子育てに関する悩みや不安を抱え込まず、誰かに相談できたら...そんな、子育て中の不安な気持ちにそっと寄り添うサービスがあります。
まとめ
今回ご紹介した事例は「まわりや社会全体で子育てをしていこう」という企業や組織のパパママへの思いが伝わるものです。子育て中のパパママを応援している企業の商品やサービスを利用したり、お金を循環させることで、子育てをみんなで応援する社会づくりに向けて取り組むことができます。
2023年6月に岸田首相が掲げる異次元の少子化対策が注目されました。政策の中心となっていた児童手当の給付や保育支援など直接的な支援だけでなく、子育てをめぐるさまざまな企業や団体にお金が循環して、みんなで子育てしていく社会をつくることは、多様な個性を持つ私たちにとっても優しい世界になります。
パパママだけではなく、将来自分がパパママになるかもしれない方も、子育てを卒業された方も、もし自分が子育てをする際にあったら嬉しいと思う商品・サービスやそれを提供している企業を、お金を通じて応援してみてはいかがでしょうか?
編集協力:ハーチ株式会社・IDEAS FOR GOOD編集部
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